flat

世の中の疑問に思ったことを率直に語る。

新潮45休刊

はじめまして。

先程、日頃より取り沙汰されていた『新潮45』の休刊が発表されました。

8月号から10月号から延々批判されて、

最悪の結末を迎えたということで。

自分はどちらかというと『ふざけんな国会議員のくせに!』という立場です。

新潮45は『生産性がない』事件まで存在も知りませんでした。

出版側が狙っていたかどうか知りませんが、

個人的には『炎上商法成功したね』という感想です。

 

『生産性がない』が騒がれたとき、『何これどういうこと?』と正直疑問だったので、

本屋に行って雑誌を買い、全文を精読しました。

読むだけではなく書き出し、その言葉の根拠まで10時間以上かけて読みました。

確かに騒がれていた『生産性がない』は、文脈的にはLGBTを貶めるためのものではないとしても

単純に余計な言葉だったと思います。

そこだけを取り出して叩くのは違うと思います。

目立っているのは事実ですが。

 

ただ本当に、

『生産性がない』だけ叩かれると、

『他もっとひどいよ』と思うこともありました。

個人的には『性的嗜好』と『性的指向』の混同とか、

レズビアンやゲイが自認している性別と同じトイレに入れるようになったらどうするんだ』とか、

明らかに日本語が成り立っていない部分のほうが腹が立ちました。

人に見せる文章を書くなら言葉の意味くらいおさえてほしいです。

 

自分は『できるだけ客観的に見たい』という気持ちがあるので

もちろん擁護派の意見もTwitter等々で読みました。

その一環で新潮45の10月号も買いました。

動機は『ちゃんとした文章で妥当性を示しているに違いない』というものでした。

 

結果、

全部は読めませんでした。

気持ち悪くて。

パンツを穿かずにいる人の話は本題からかなりずれていて、

論文というかただの悪口だと思いました。

 

そもそも、

朝日新聞に対する批判特集のはずなのにそこにスポットライトが当たらないこと自体

8月号が失敗している証拠ですし、

文章が合っているにしろ間違っているにしろ、

多数の人を不快にさせているわけなので

本人は『誤解を与えるような表現をした』ことについて謝罪は必要かと。

それは10月号もしかりですが。

『それは誤読だ!猿でもわかるはず!』

なんて言い方をすると、

その表現を借りるとたくさんの猿にひっかかれることになるなとおもいます。

 

世の中アンチがいないとやっていけない、というのがポリシーなので、

アンチからの声を聞いたら自分の考えを見直し、

的確に相手に伝わるように表現はしないといけないと思います。

 

デモが起こるような人数に誤解を与える表現をしたならば、

休刊して勉強しなおすのは必須かもしれません。