モノに興味がなくなること
定期的に何事にも興味が持てなくなる時期があって、
病気が寛解しかしないことを考えるとまあ仕方ないのかなと思いつつも
そういった時期に全く慣れない自分がいます。
ああ、またか、普通に暮らしてればまた時期が過ぎるなと思えればいいのだが、
何にも手が伸びない、
好きなことにも興味がない、
欲しかったものを買っても手をつけずに時間が過ぎて、
なんでこれ買ったんだろお金勿体ないとさえ思ったりもする、
そんな時期は苦痛です。
興味がもてないといえば、
8年前の東日本大震災のとき、
起こった場所が遠くて全く揺れなかったので地震を実感することもなく、
ただただテレビで起きた事実だけを突きつけられたとき、
原発絶対爆発してるだろ、と思いながらテレビを見ていて案の定爆発していたとき、
各社がCMを自粛して同じCMしか流れなくなったとき、
生活が変わることは(被害がなかったから)全くありませんでした。
その悲惨さをテレビや新聞で毎年毎年感じるのだけれど、
今日、とある記事を見て今までの8年間の中で最も心が傷んだのです。
現地の人の赤裸々な告白はストレートに刺さりました。
この定期的に訪れる興味がもてない時期、
今もその最中で、
この時期はネットも見ずテレビもつけず新聞も読まず、
ただただ作業場で絵を描き文字を書き創作にふけり1人で気ままに時間を潰し、
職場でも与えられた仕事を何も考えずにいつも通りこなし情報によるストレスや小難しい思考から自分をシャットアウトする。
負荷を与えないことに終始しています。
それが、ふと目にした記事を見て
自分が興味がないところで自分にも無関係ではないことが起こっていて
興味が戻ってきたときにその事実に落胆したり絶望したり、
暗い気持ちになることを考えると、
興味がないからシャットアウトするのもあまり自分にとってよくないことなのではないかと思う、
自分にとって、自分の体にとって自分の心にとって、
いちばんストレスがかからない情報との付き合い方を考えたりします。